中国ら発展途上国は欧州の「ゴミ捨て場」、12年で10倍以上に―米紙

Record China    2009年9月29日(火) 7時16分

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27日、欧州の電子ゴミが中国やインド、アフリカなど発展途上国に毎年大量に運ばれていると報じた。写真は浙江省台州市の海門港。海外から輸入された廃棄金属が山積みにされている。

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2009年9月27日、米ニューヨーク・タイムズ紙は、欧州の電子ゴミが中国やインド、アフリカなど発展途上国に合法または非合法法なルートで毎年大量に運ばれていると報じた。28日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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欧州環境局(EEB)の統計によれば、1995年から2007年の12年間で欧州から発展途上国に運び出された紙、プラスチック、金属などのゴミの量は10倍も増えた。欧州では、廃棄物は企業が回収するか環境を汚染しない方法で処理しなければならないが、こうしたコストを浮かせたい企業は多いという。

記事によれば、発展途上国は欧州の「ゴミ捨て場」と化している。EEBのゴミ問題主席顧問は、「中国やインドなどの新興国がいわゆるゴミ貿易を促進した部分もある。一部の廃棄物は環境に無害であり、これらの国は原料を必要としている」と説明した。一方、中国の専門家は「電子ゴミはリサイクル価値がないとは言えないが、価値を誇張すべきでもない。電子ゴミによる環境汚染は中国にとって大きな問題だ」と述べている。(翻訳・編集/NN)

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