Record China 2009年9月25日(金) 12時37分
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2009年9月23日、ポータルサイト新浪のブログページに「クレヨンしんちゃん」が子どもにも大人にも人気があった理由を分析する記事が掲載された。写真は学校でクレヨンしんちゃんを読む子ども。
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2009年9月23日、ポータルサイト新浪のブログページに、「クレヨンしんちゃん」が子どもにも大人にも人気があった理由を分析する記事が掲載された。
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中国では「クレヨンしんちゃん」は常に議論の的となるキャラクターだった。スカートめくりが大好き、いつも責任を人に押しつける、そしてイタズラ好き。中国の教育が求める子ども像とはまるで正反対と言える。「子どもにクレヨンしんちゃんを見せるな」と公言する人も少なからず存在した。一方でその知恵や想像力は驚くばかり。自分の生活理論を持ち、子どもにも大人と同じ権利を要求し、子どもも大人も同じように笑い飛ばし、攻撃し教育する存在だった。
「クレヨンしんちゃん」の成功は作者の臼井儀人さんが大人と子どもの関係を熟知していたことが背景にある。現代社会においては親子にも緊張した人間関係が存在する。つまり両親は自分の経験から子どもをまっとうな社会へと導こうとするが、子どもの目から見れば大人の世界こそ変態の世界そのものに見える。しんちゃんは独特の方法で反抗し、大人たちに直接文句を言っていた。この悪ガキの勇気と知恵、そしてユーモアに、自分の抑圧された心理を解放されるように感じたことが、多くの大人たちがしんちゃんを愛した理由かもしれない。(翻訳・編集/KT)
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