市内の地下道すべてに監視システム設置へ=治安維持が目的―新疆ウイグル自治区ウルムチ市

Record China    2009年9月23日(水) 17時20分

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22日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市内の地下道すべてに監視カメラやモニターなどのデジタル監視システムが設置されることがわかった。写真は市内を巡回する武装警察と特殊警察。

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2009年9月22日、新華社通信(電子版)によると、新疆ウイグル自治区ウルムチ市内の地下道すべてに監視カメラやモニターなどのデジタル監視システムが設置されつつあることがわかった。

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すでに19か所への設置が完了し、来年までに市内39か所すべての地下道に設置される予定。この監視システムによって撮影された映像は9月3日に市内小西門の地下道で発生した針刺し事件での犯人逮捕に貢献した。

同市政府は昨年以降、累計200万元(約2600万円)を監視システムの設置に投入している。今回設置された19か所の地下道だけで費用は100万元(約1300万円)にのぼり、これまでに270台の電子カメラが設置された。監視モニターは各地下道の当直室に設置されており、係員が24時間体制で監視を行っている。何か事件が起きた場合には係員は警察か市政府の施設管理センターに連絡することになる。将来的には地下道の遠隔監視ネットワークを完成させ、一元管理できるよう整備する予定だ。(翻訳・編集/小坂)

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