Record China 2009年9月23日(水) 11時39分
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21日、10月に開催される高雄映画祭の公式サイトがサイバー攻撃に遭い、トップページがダライ・ラマ氏とラビア・カーディル女史のツーショット写真に差し替えられる被害を受けた。写真は事件を伝える中国メディア。
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2009年9月21日、来月開催される高雄映画祭の公式サイトがサイバー攻撃に遭い、トップページが改ざんされる被害を受けた。22日付で台湾メディアの報道を環球時報が伝えた。
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21日午後3時ごろ、高雄映画祭の公式サイトにハッカーが侵入。トップページにダライ・ラマ14世と亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」ラビア・カーディル議長が親しげに肩を抱き合っている写真が掲載され、その両サイドには簡体字の対聯(漢詩の対句)「賊到海枯石爛 淫到天昏地暗(どこまでも卑しく淫らの意)」、写真の下部には繁体字で「チベット独立、新疆独立、台湾独立に断固反対、祝・中華人民共和国建国60周年」の文字が書かれた。
こうした内容から、台湾の一部メディアはサイトを攻撃したのは中国本土のハッカーとの見方が有力と伝えている。改ざんされたトップページは約3時間後に閉鎖されたが、映画祭事務局には問い合わせの電話が殺到し、職員は対応に追われた。
高雄映画祭ではカーディル議長のドキュメンタリー映画の上映をめぐり、今月初旬にも公式ブログがサイバー攻撃を受けていた。高雄市当局は中国政府の反発に譲歩する形で、同映画を10月16日に始まる市主催の映画祭ではなく、今月22、23日に前倒し上映することを決めていた。(翻訳・編集/本郷)
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