Record China 2009年9月17日(木) 0時55分
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15日、中国の大学入試で論文を甲骨文で書いて話題になった受験生。点数が取れず結局不合格になったが、四川大学が特別に合格を許可したという。写真はその学生が書いた作文と教授が書いた甲骨文字。
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2009年9月15日、今年6月の大学入試で論文を甲骨文で書いて一躍有名になった黄蛉(ホアン・リン)くんが不合格から一転、大学に進学していたことがわかった。四川新聞網が伝えた。
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黄くんは大学入試の論文を甲骨文字や青銅器銘文体、篆書体などの古代文字で書いて提出したことが関係者の証言で明らかになり、インターネット上で「もっともイケてる答案」「古代文字の達人」と騒がれて大きな話題となった。しかし、専門家を交えての採点では「タイトルと内容があっていない」「支離滅裂」という理由で60点満点のわずか6点しかもらえず、総合得点も428点(満点は750点、地域によっては700点)で大学進学の道は断たれてしまった。ところが今月14日に開催された四川大学の入学式に黄くんは新入生として参加していたという。
入試に失敗した黄くんだが、古代文字に関する知識を高く評価する専門家や教育関係者は多く、四川省教育部門は四川大学の古代文字専門家グループに黄くんの実力を再テストするよう依頼。その結果、優秀と認められ、晴れて四川大学への入学が許可されることになった。黄くんは中国語言語学を専攻し、今後は古代から現代までの漢字や中国文学を専門に勉強するという。(翻訳・編集/本郷)
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