<ラグビー>7人制、五輪種目への「採用濃厚」に盛り上がる中国―英紙

Record China    2009年9月12日(土) 10時5分

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8日、2016年の夏季五輪に追加する実施競技として7人制ラグビーが推薦されたことを受け、このニュースを世界で最も喜んでいるのは中国人だと英紙が伝えた。写真は09年3月、香港セブンズでの中国対イングランド。

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2009年9月10日、環球時報によると、8日付の英紙ガーディアンは2016年の夏季五輪に追加する実施競技として7人制ラグビーが推薦されたことを受け、五輪種目入り決定のニュースを世界で最も待ちわびているのは中国だと報じた。

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五輪競技の正式種目に決定すれば、中国ラグビーは資金面で政府の援助を得ることができる。また、4年に1度開催される中国最大のスポーツの祭典「全国運動会」の公式種目にも採用され、中国国内の各地域にラグビーチームが結成されるだろう。中国ラグビーチームの鄭紅軍(ジョン・ホンジュン)監督は「現在国内には300人ほどのラグビー選手しかいないが、五輪種目に採用されれば国家のてこ入れで各省や各体育学校にラグビーチームができる。政府は選手の育成に力をいれ、人民解放軍の兵士からも優秀な選手を選ぶことが可能になる」と興奮気味に話す。

2006年のアジア大会で中国ラグビーチームは銅メダルを獲得しているが、キャプテンの張志強(ジャン・ジーチアン)選手も「ラグビーが五輪種目になるかもしれないと聞いて興奮している。これで国際大会への参加申請手続きも楽になる」と中国スポーツ界におけるラグビーの地位向上に大きな期待を寄せている。(翻訳・編集/本郷)

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