国民総動員の北朝鮮「150日闘争」が最高潮、「素晴らしい成果」と評価―中国紙

Record China    2009年9月11日(金) 7時17分

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9日、中国紙は、北朝鮮で4月から始まった「150日闘争」が最高潮に達していると報じた。「150日闘争」とは国民を総動員して期限内に経済目標の達成を促すキャンペーン。同紙は「素晴らしい成果をあげている」と伝えた。写真は北朝鮮。

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2009年9月9日、中国共産党機関紙・人民日報は、北朝鮮で4月から始まった「150日闘争」が最高潮に達していると報じた。「150日闘争」とは国民を総動員して期限内に経済目標の達成を促すキャンペーン。同紙は「素晴らしい成果をあげている」と伝えた。

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北朝鮮では5月、朝鮮労働党機関紙・労働新聞が「一致団結した力を用い、150日闘争で光り輝く成果をあげよう」と題した社説で、全国民に「150日闘争」への参加を呼び掛けた。これを受け、すべての北朝鮮メディアが大々的な報道を展開。新聞は各地の「闘争の成果」を毎日報じた。

北朝鮮は1970年代から「70日闘争」「100日闘争」など期間を区切った「突撃戦」キャンペーンを展開してきた。今回の闘争では全国民がほぼ毎日残業して目標達成に励んだという。北朝鮮では故金日成(キム・イルソン)主席の生誕100周年となる12年に「強勢大国」を建設する目標を掲げているが、今回はその良い基礎固めになったと報じられた。

北朝鮮メディアは「150日闘争」の開始以降、「かつてない奇跡と革新が起こった」と報道。人民日報も「金正日(キム・ジョンイル)総書記の指導の下、北朝鮮人民は自らの勤勉と知恵により盛大な建国61周年を迎えることができるだろう」と激励している。(翻訳・編集/NN)

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