「マフィアの脅威から守るため」極秘婚騒動のアンディ・ラウが恋人の存在を隠し続けた理由―香港

Record China    2009年9月9日(水) 20時46分

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9日、このほど極秘入籍がわかった香港の人気歌手アンディ・ラウが、恋人の存在をかたくなに秘密にしていた理由は「マフィアの脅威から守るためだった」との情報が浮上してきた。

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2009年9月9日、24年にもわたる恋人との交際を経て極秘に入籍していた香港の人気歌手アンディ・ラウ(劉徳華)は、既婚の事実を認めて以来、「ファンを裏切り続けてきた」との非難にさらされているが、アンディが恋人の存在をかたくなに秘密にしていた理由は「マフィアの脅威から守るためだった」との情報が浮上してきた。中国新聞社の報道。

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歌手としてはもとより俳優としても積極的に活動してきたアンディは、これまでに100本を超える映画に出演しており、とくに90年代には1年間に16本もの作品に出演したこともあった。香港映画が世界的にブームを迎えていた当時、映画産業は香港マフィアにとっての「ドル箱」だったため、アンディはまさに彼らの標的だったという。シンガポールや香港のメディアが伝えたところによると、当時のアンディは裏社会で「脂の乗った肉」と称されており、その筋の人物らからしきりにアプローチを受けていたという。

しかし、アンディはそのような「黒い交際」を一貫して拒否してきた。ある時には裏社会の大物からマフィア映画への出演を要請されたが言下に断ったため、銃を突きつけられて脅されたこともあった。さらに、「お前の女がどこに住んでいるか知っているぞ」―この脅迫を受け、恋人の安全を慮ったアンディはついにマフィアに屈することになったという。また、93年にはマネージャー宅が放火されるという事件も起きた。

数年前、中国のTV番組に出演したアンディは、当時の脅迫事件についてうっかり話してしまったことがある。報復の手はすぐに伸びてきた。自宅に押し掛けてきたマフィアの手先と現在の妻であるキャロル・チュー(朱麗倩)さんが鉢合わせてしまい、「その口を閉じないと彼女の身に危険が及ぶぞ」と脅されたという。

こうした背景があって、アンディは恋人の存在をかたくなに隠し続けてきた。彼女の姿を世間の目にさらさず、マフィアからの注目を回避するために「独身宣言」を貫いてきたというのである。(翻訳・編集/愛玉)

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