野良イヌの一斉捕獲作戦に街中騒然―浙江省杭州市

2006年10月31日、浙江（せっこう）省杭州（こうしゅう）市で、人に危害を及ぼす野良イヌや証明書類のないイヌを対象とした、一斉捕獲作戦が行われた。

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野良イヌや予防接種を受けていない飼いイヌにかみつかれると、狂犬病を発病する恐れがあり、イヌの違法飼育についての通報は今年に入ってから2000件を超えた。これはあらゆる事件による総通報数の約4割を占めており、平均すると1日あたり、イヌに関する通報を7件も処理していることになる。

この日、網を持った係員と野良イヌの格闘戦があちこちで繰り広げられ、街中は一時騒然となった。当局は取り締まり期間中、路地などで野良イヌを見つけたらすぐ通報するようにと市民に呼びかけており、イヌの捕獲作戦はますます白熱しそうだ。