衆院選に大きな関心を寄せた在日中国人、「民主党声援」が7割―華字紙

Record China    2009年9月9日(水) 11時20分

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8日、日本の華字紙は、民主党が圧勝した8月の衆院選では在日中国人も大いに関心を寄せていたと報じた。同紙は「日本人同様、自分たちの生活に直接関わる問題。永住者には選挙権を与えても良いのでは」と提言している。写真は中国人が多く集まる東京・池袋。

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2009年9月8日、華字紙・東方時報は、民主党が圧勝した8月の衆院選では在日中国人も大いに関心を寄せていたと報じた。同紙は「日本人同様、自分たちの生活に直接関わる問題。永住者には選挙権を与えても良いのでは」と提言している。

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来日20年になる李(リー)さん。永住権を取得してからは10年になる。8月の衆院選では特に民主党の「子供手当」に目がいった。来年小学校にあがる子供がいるため、是非とも民主党に勝って欲しい。だが、李さん自身に選挙権はないため、周りの日本人に「民主党に入れて」と言い回った。あまりに熱心な李さんには「民主党の外国人声援団」というあだ名が付けられた。

大阪で貿易業を営む黄(ホワン)さん。民主党・鳩山由紀夫代表の外交理念が「親中」だと知り、得も言われぬ興奮が全身を駆け巡った。苦しい不況の中、民主党が勝利すれば自身のビジネスにも新たなチャンスが生まれるかも知れない。黄さんは衆院選の行方を周りの日本人よりも熱心に見守った。

同紙の調べによれば、衆院選で民主党を支持した在日中国人は70%。「生活第一」を掲げた同党への期待は日本人と変わらない。ただ1つ違う点は「選挙権がない」こと。記事は、永住外国人への選挙権付与問題について、「日本人の島国根性は一朝一夕には変わらない」としながらも、「広い心を示すことができてこそ、理にかなった真の民主国家と言えよう」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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