2009年9月7日、楚天都市報によると、「2009年9月9日」に結婚しようというカップルが増えている。中国語の「9(ジウ)」は永遠を意味する「久(ジウ)」と同音、いつまでも仲睦まじく過ごすことを望むカップルが、これにちなんで結婚しようと結婚式場には申し込みが殺到している。

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この「999結婚ブーム」はネット上で盛り上がりを見せ、「2009年9月9日、この日に結婚したい？」といった掲示板がいたる所に現れるほど。「この日に集団結婚式をしよう」とか、「この日のために結婚式の日取りを延ばした」といった書き込みも。さらには「09年9月9日9時9分9秒」に結婚式を開始したり、婚姻届の提出したりとの計画を立てるカップルも多い。これに注目した結婚式場は999元の結婚式プランも商品化するほどだ。

昨年、「08年8月8日に結婚しよう」という「888結婚ブーム」があったばかりだが、「8」は金銭に関するラッキーナンバーだった。しかし、やはり大切なのは愛情。「9」は愛情が久しく続くことを意味する。実際、9日の結婚式場予約は広州、上海、北京各市で「888ブーム」の記録を上回っている。

2009年は暦の上では「双春年」と呼ばれ、縁起の良い1年とされる。しかし、一方で、9月9日は旧暦の7月に相当し、「鬼月」と呼ばれ縁起の悪い月とされる。「永久の幸せ」を求めるこれらカップルはそんな迷信にも挑戦する。ちなみに2001年以降、ゾロ目で最も結婚が多かったのは「777」、つまり2007年7月7日だった。（翻訳・編集/小坂)