「ネズミを捕まえて!」と若い女性が119番通報、消防隊出動に非難の嵐―浙江省杭州市

Record China    2009年9月9日(水) 2時19分

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7日、玄関近くに置いたネズミ捕りに1匹のちいさなネズミがかかった。だがこの部屋に住む若い女性2人はネズミ捕りを処理することも、そばを通り過ぎることもできずに119番通報したという。資料写真。

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2009年9月7日、浙江省杭州市に住む若い女性2人が「ネズミを捕まえて」と119番通報した―そんなあきれたニュースがネット上で話題になっている。浙江省のニュースサイト「浙江在線」が報じた。

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同市在住の23歳の女性2人は日ごろ、この部屋に出没するネズミの被害に悩まされていた。そこで玄関のドア横にネズミ捕り用の粘着テープとえさを置いたところ、6日朝に小さなネズミが1匹かかっているのを発見。悲鳴をあげて自分の部屋に戻った彼女たちだが、用事があるので外出しなければならない。でもネズミのそばを通って玄関に出る勇気はない。アパートの守衛も今日は休みだ。万策尽きた2人はついに119番に通報。「部屋にネズミが出たんです。早く何とかして!」と訴えた。

このネズミ騒動に出動したのは消防車1台と消防隊員4人。消防隊の責任者は「市民の悩みに大小はない」と話すが、事件を知ったネットユーザーらは「公共の資源を浪費している」と女性たちを非難。「5cmくらいのネズミで大騒ぎする神経が理解できない」といったものや「消防ではなく他の機関や組織を利用すべきだ」といった声がほとんどだった。ちなみに四川省の成都市では「人気のない公衆トイレに入ったが、トイレットペーパーを持っていなかった(中国の一般的な公衆トイレにはトイレットペーパーの常備はない)若い男性」や「米を買ったが6階の部屋まで運べない60歳過ぎの女性(この女性の部屋では大勢の人間が麻雀をしていた)」が119番通報して問題になっている。(翻訳・編集/本郷)

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