ニオブ・タンタルの超大型鉱床見つかる、推定埋蔵量10万トン―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年9月2日(水) 9時19分

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8月31日、中国新疆ウイグル自治区南部の拝城県で超大型のニオブ・タンタル鉱床が見つかった。推定埋蔵量はそれぞれ10万tと1万t。金額にして計1300億ドル(約12兆円)に上るという。

2009年8月31日、中国新疆ウイグル自治区南部の拝城県で超大型のニオブ・タンタル鉱床が見つかった。推定埋蔵量はそれぞれ10万tと1万t。金額にして計1300億ドル(約12兆円)に上るという。新華網が伝えた。

中国地質科学院鉱物資源研究所の徐海明(シュー・ハイミン)氏によると、中国におけるニオブの可採埋蔵量は現在わずか8万t。今回探査に成功した鉱床のニオブの推定埋蔵量は10万tと見られることから、大きな発見となった。鉱床は同県の中心から北に47キロの波孜果爾山区、海抜3860m〜4100mの地点にある。探査は07年から行われており、これまでに2000万元(約2億7000万円)が投じられた。

ニオブとタンタルはレアメタル(希少金属)で化学的性質が非常に似ており、鉱物中の結晶構造上でも共存している。金属としては柔らかく加工し易い。主に電子、原子力、航空・宇宙、ロケットや鋼鉄、機械などの分野に応用されている。(翻訳・編集/NN)

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