鳩山「次期首相」、曽祖父から4代にわたる中国との「深い関係」に注目―中国紙

Record China    2009年9月1日(火) 6時6分

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31日、中国メディアは、日本の次期首相への就任がほぼ確定した民主党の鳩山由紀夫代表が、曽祖父から4代にわたり中国と深い関係にあると紹介した。写真は鳩山代表。

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2009年8月31日、中国の華僑向け通信社・中国新聞社(電子版)は、日本の次期首相への就任がほぼ確定した民主党の鳩山由紀夫代表が、曽祖父から4代にわたり中国と深い関係にあると紹介した。

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記事によれば、鳩山代表の曽祖父にあたる和夫氏は1886年8月、長崎に来航した清国北洋艦隊の中国人水兵が暴行事件を起こした際、外務省から派遣されて調停を担当。進歩的な考えの持ち主で衆議院議長時代は積極的に中国人留学生を受け入れた。

祖父の一郎氏は張作霖の後を継いだ張学良と政友会の床次竹二郎との間で交わされた、張の資金提供と引き換えに床次が首相になった暁には日本の中国東北地方侵略を終結させるという密約において重要な役割を果たした人物。首相就任後は日中民間貿易の促進に尽力した。薫夫人は日本友愛青年協会の2代目会長。

父の威一郎氏は1976年、福田赳夫内閣で外務大臣に抜擢され、中国側と「日中平和友好条約」の締結に関する話し合いを進めた。74年に日本友愛青年協会の3代目会長に就任。82年には北京で開かれた日中国交正常化10周年の記念活動に参加。84年に実施された「3000人青年訪中団」プロジェクトにも尽力した。

鳩山代表自身は、日中友好議員連盟副会長を務め、党内外の「中国脅威論」にことごとく反対を表明。日本の戦争責任も反省すべきとしてきた。2000年に中国人民大学で講演。中国人留学生の支援にも積極的で、「中国の学生からは強い使命感を感じる。日本の青年より優秀だ」と話している。(翻訳・編集/NN)

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