金融危機の底が見えた!?外国人観光客に回復の兆し―中国

Record China    2009年9月1日(火) 12時41分

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8月29日、中国当局がこのほど発表した統計によると、7月に中国に入国した観光旅行客が延べ1072万400人を記録した。写真は北京市を訪れる外国人観光客。

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2009年8月29日、このほど中国国家観光局が発表した統計によると、7月に中国に入国した観光旅行客が延べ1072万400人を記録、前年同月比で3.05%減少したことがわかった。人民日報(電子版)が伝えた。

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記事によると、7月の外国人観光客による外貨収入も33億2500万ドルで前年を0.66%下回った。ただ、観光客数・外貨収入ともに減少したとはいえ、6月と比較すると減少幅の縮小は顕著だ。

外国人観光客を地域別でみると、欧州からが減少したのを除いて、他の地域からの観光客は増加している。中国への観光客が比較的多い16か国のうち、タイ、韓国、モンゴル、ロシアの4か国が減少したほかは、軒並み増加に転じている。

国家観光局の幹部は、「この統計から、中国の観光業は回復の兆しを見せている」とし、その原因は「金融危機が底を打ったことと、観光への潜在的需要が表面化しつつあること」との見解を示した。(翻訳・編集/津野尾)

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