史上空前の速度で進む中国の都市化、その行方は世界経済にも影響大―中国メディア

Record China    2009年8月30日(日) 7時57分

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2009年8月28日、中国新聞社は記事「中国で進む世界最大規模の都市化と社会変容」を掲載した。写真は海南省三亜市。辺境の小さな街はこの20年間で国際的な観光都市へと発展した。

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2009年8月28日、中国新聞社は記事「中国で進む世界最大規模の都市化と社会変容」を掲載した。

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中華人民共和国建国直後、中国には136の都市しかなかった。都市人口も5700万人あまりと全人口に占める比率は10.6%にとどまっていた。しかし改革開放以後、急速なペースで都市化は進展した。2008年末時点での都市人口は6億人超、全人口に占める比率は45.7%に達している。

国民経済に占める都市の重要性も高まっている。今やGDPの70%、税収の80%は都市が生み出している。都市化の進展に伴い、生活水準も向上した。汚水処理、ゴミの無害化処理、地下鉄などが発展を続けているほか、かつての“自転車王国”は世界最大の自動車市場へと姿を変えた。

建国以来60年間の歴史はまさに壮大な歴史絵巻そのもの。数億人もの労働人口が農村から都市へと移動する史上空前の人口移動が繰り広げられた。住宅問題、都市建設にたずさわるある官僚はこう述べている。「中国では世界史上空前の都市化と社会変容が進展している。今後、資源や環境、人口過多などのさまざまな制約が課せられるなかで健全な都市化を進めることができるのか、この問題の取り組みは中国経済の持続的な発展のみならず、ひいては世界経済の持続的な発展にとってきわめて重要な意義を有している」、と。(翻訳・編集/KT)

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