Record China 2009年8月26日(水) 13時59分
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25日、台湾当局が発表した青少年に関する調査結果によると、台湾では15〜45歳のうち推計53万人が借金を抱え、5割以上が毎月の給料を使い切ってしまうという。写真は台北の繁華街。
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2009年8月25日、台湾紙「聯合晩報」によると、台湾政府の行政院青年輔導委員会は同日、「2009年青年及び少年に関する調査」の結果を発表。これによると台湾の15〜45歳(60〜90年代生まれ)のうち推計53万人が借金を抱え、5割以上が毎月の給料を使い切ってしまうという。中国新聞社が伝えた。
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調査によると、若い世代の職業に関する自己実現要求は低い。60年代生まれは8割が「できるかぎり全てをうまくやる」と回答したのに対し、80〜90年代生まれは4割が「仕事は一定程度できれば全力を出す必要はない」と答える。90年代生まれは率直に物を言い、一つの職にこだわらず、ストレスに弱く、コミュニケーション能力も低い。景気の悪化、就職難により、彼らは人生設計を立てられず、中卒後の就職を考える者も増えている。
金銭面でも、彼らは「借金世代」とも言える。15〜45歳のうち、3人に1人が借金を抱えており、5割が毎月の給料を使い果たす「月光族」。推計53万人がローンを抱え、70年代生まれが最も多い。負債の理由は世代により異なるが、60年代生まれの多くは住宅ローン、学生の4割は学資ローンを負っており、就職前にすでに借金を背負っていることになる。
調査によると、年齢が上がるにつれ、生活を「楽しい」と感じる者は減少。90年代生まれは約8割が「楽しい」と感じているが、60年代生まれは6割程度だった。(翻訳・編集/小坂)
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