Record China 2009年8月14日(金) 18時28分
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13日、魚体の表面に鮮やかな文字を焼き付けた「刺青熱帯魚」が四川省で人気を集めているが、市民からは虐待との批判も出ている。写真は杭州で売られる刺青熱帯魚。
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2009年8月13日、華西都市報によると、四川省成都市のペットショップで魚体の表面に縁起の良い言葉や図案を浮かび上がらせた観賞用の「刺青熱帯魚」が高値で取引されているという。
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成都市の青石橋ペット市場にある数軒の熱帯魚ショップでは、人工的にさまざまな模様が描かれたキャッシュカード大の熱帯魚が売られている。稚魚の頃にレーザーで色を焼きつけた「刺青」であるため、その模様はずっと色落ちしないのが特徴。草花、虹、幾何学模様といった図案や、縁起の良い言葉「福禄寿喜」「生意興隆(商売繁盛)」「万事如意」などの漢字が1文字ずつ入った熱帯魚が売られている。熱帯魚は通常10元(約140円)ほどだが、「刺青熱帯魚」は縁起物ということで最低でも25元(約350円)の値段がつけられている。
この刺青熱帯魚が初めて市場に出たのは2005年ごろ。ここ2、3年の間に贈り物として定着し、旧正月には両親や親戚、友人へのプレゼントとして飛ぶように売れたという。だが「レーザーで魚のうろこに傷をつけるのは残酷で、自然の摂理に反する」「金儲けのために魚を人工的に飾りつけるべきではない」と反感を抱いている市民も多い。専門家は「レーザー照射が魚に与える影響についての研究はされていないが、魚の皮下組織と病原菌に対する抵抗力に何らかの影響が出るはず」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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