Record China 2009年8月14日(金) 11時28分
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11日、中国人民解放軍は大規模軍事演習「跨越2009」を開始した。一部海外メディアは「今回の演習は米国とインドを仮想敵にしたものだ」と指摘している。写真は今年7月に実施された中露合同の対テロ演習。
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2009年8月11日、中国人民解放軍は大規模軍事演習「跨越2009」を開始した。一部海外メディアは今回の演習は米国とインドを仮想敵にしたものだと指摘している。13日、環球時報が伝えた。
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今回の演習には全国7大軍区のうち4軍区が参加している。期間は9月下旬までで兵士約5万人が参加する。初日となった11日には黄河の渡河訓練が実施されたが、大部隊の即時展開能力を高めることが主目的であると伝えられている。
こうした大規模な演習に一部海外メディアは演習はテロ対策などではなく大規模な軍事衝突を想定したもので、仮想敵は米国及びインドとの見方を示した。一方、中国国防大学の李大光(リー・ダーグアン)大佐は、演習には強力な戦闘力を持つ南京軍区が参加しておらず、またチベット自治区など西南地域の防衛を担当する成都軍区も参加していないと指摘、仮想敵を定めての演習ではなく、単に現代戦への適応能力を高めることが目的だと反論している。(翻訳・編集/KT)
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