真の繁栄は心も豊かになってから、中国人の常識はずれな行為に苦言―香港紙

Record China    2009年8月12日(水) 17時57分

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7日、香港の英字紙は「真の繁栄は心が豊かになってから」と題した記事で、経済的には豊かになった中国人だが「内なる豊かさ」が欠けている限り国際社会の尊敬は得られないとした。写真は記事中で「割り込み」が指摘された山東省青島市のロープウェー。

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2009年8月7日、香港の英字紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストは「真の繁栄は心が豊かになってから」と題した記事で、経済的には豊かになった中国人だが「内なる豊かさ」が欠けている限り国際社会の尊敬は得られないと指摘した。10日付で新華網が伝えた。

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記事は筆者の馮強(フォン・チアン)氏が山東省青島市で遭遇した出来事を紹介した。高級住宅街では付近の住民と思われるコンビニ客が道路をゴミ箱代わりにし、高級レストランでは派手な服を着た金持ち風の客が煙草をプカプカ吸っている。隣席の客が何度も咳き込むが全く気にする様子はない。吸いがらは当然のごとく、床にポイ捨てだ。また、ロープウェーの終点からバスに乗り込もうと列に並んでいると、10数人の若者にものすごい早業で割り込みされた。

こうした「他人の気持ちを考えず、他人の権利を無視した行為」は、表面的には豊かになったかのように見える中国人の「心の貧しさ」を物語っている、と記事は指摘する。いくら経済的に発展しても心も豊かにならなければ、いつまで経っても国際社会の尊敬は得られない。記事は、中国人は自らの高い知力や能力をアピールしたがるが、社会的な常識や道徳観を身につけるまでにはまだ相当な道のりが必要だとした。(翻訳・編集/NN)

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