2009年8月8日、歯に衣着せぬ言動と奇抜な行動から“奇人”とも呼ばれるイタリアのサッカークラブ・インテルのモーリーニョ監督は記者会見に出席、「なんで中国サッカーが進歩しないのかわかった。サッカー記者がアマチュアだからだ」と言い放った。9日、京華時報が伝えた。

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8日、北京市の国家体育場（愛称は鳥の巣）でサッカー・イタリアスーパーカップが開催された。試合はイタリア杯王者・ラツィオが2対1でリーグ王者・インテルを下し、優勝した。ところが試合以上に大荒れとなったのが記者会見だった。

モーリーニョ監督はインテルのほうが多くチャンスを作り出していたと主張、0対2から1点を返した後、「ラツィオのチームドクターは大忙しだった」と、ラツィオの選手がピッチに倒れてばかりで時間稼ぎをしていたと皮肉った。

さらにある中国人記者がモーリーニョ監督は試合前にピッチの状態が悪いと指摘していた影響はあったのかと質問したところ、「なんで中国サッカーが進歩しないのかよくわかった。サッカー記者がアマチュアだからだ」と言い放ち、記者会見会場を凍り付かせた。

またモーリーニョ監督はスーパーカップ準優勝のメダルをイタリアからやってきたサポーターに与えるなどの“奇行”も連発、試合以上に注目を集めていた。（翻訳・編集/KT）