中国進出の韓国企業、中国専門家の不足で78%が損失被る―韓国紙

Record China    2009年8月10日(月) 20時39分

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4日、韓国紙は、中国に進出した韓国企業の78%が専門家を雇用しなかったために損失を受けたと伝えた。写真は中国・青島市にある韓国系銀行。

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2009年8月6日、環球時報によると、韓国紙・中央日報は4日、「中国に進出した韓国企業の78%が専門家を雇用しなかったために損失を受けた」と題した記事を掲載し、中国市場での成功には中国に関する専門家の雇用や育成が必要不可欠であると伝えた。

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企業に対する所得税の改革、新労働法の施行、人民元の切り上げなど、これらは中国に進出した外国企業にとって共通の環境変化であるはずなのに韓国企業が成功を収められないのはなぜなのか?記事では、韓国企業が変化に対する準備を怠ったことや専門家不足を挙げている。

中国に進出した韓国企業200社に対して行ったアンケート調査では、最近3年以内に中国に関する専門家を雇用しなかったために損失を受けたり、経営危機に陥った企業が78.2%にも上っていることが明らかになったという。

さらに、韓国企業の失敗事案の原因の多くは、中国企業との商談の初期段階での状況把握不足や理解不足にあると指摘する。中国の商習慣に対する理解不足だけでなく、中国語のビジネス用語の微妙なニュアンスの違いが理解できておらず失敗する例も多いという。ある韓国企業の社長は「中国語学科の卒業生でさえまともなビジネス用語が使えず、企業の競争力以前の問題だ」と嘆く。

記事では「中国経済の今後の更なる成長や、数年以内には中韓自由貿易協定が結ばれる可能性などを考えれば、韓国企業は中国市場での生き残りをかけ、今すぐに中国の専門家の育成を開始すべきである」と提唱している。(翻訳・編集/HA)

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