亡命中の経済犯元妻らが中国に帰国=犯人引き渡し問題に解決の糸口か―カナダ

Record China    2009年8月6日(木) 13時40分

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8月4日、カナダ市民権・移民省のケニー長官は同国テレビ局の取材に答え、カナダに亡命した中国人密輸犯・頼昌星の元妻及び子どもがすでに中国に帰国したことを明かした。写真は頼と元妻・曽明娜。

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2009年8月4日、カナダ市民権・移民省のケニー長官は同国テレビ局の取材に答え、カナダに亡命した中国人密輸犯・頼昌星(ライ・チャンシン)の元妻及び子どもがすでに中国に帰国したことを明かした。5日、中国新聞社が伝えた。

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中国で密輸に手を染めていた頼だが、1999年にカナダに逃亡した。2000年に違法移民として逮捕されたが05年に難民申請を行い、中国政府からの再三の引き渡し要求にもかかわらず、現在はカナダで仕事も得て生活している。中国では経済犯の多くが海外逃亡しており、中国で罪を裁かれることなく生活している。頼はその象徴的存在ともいえ、国際問題化している。

カナダで頼と離婚した元妻・曽明娜(ズン・ミンナー)だが、すでに中国に帰国しているという。ケニー長官は、頼が自らの意志で中国に戻り司法の裁きを受けるのであれば、市民権・移民省は必要な便宜をはかると言明した。(翻訳・編集/KT)

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