<中台>「トップ会談」、早期開催は難しい=実現間近との過熱報道に反論―英メディア

Record China    2009年7月31日(金) 18時16分

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30日、中国の胡錦濤国家主席が台湾で国民党主席に当選した馬英九総統に祝電を送ったことで「トップ会談」が近いとの憶測が過熱するなか、英紙は早期実現は難しいと報じた。写真は6月、当時の呉伯雄国民党主席との共同会見にのぞむ馬総統。

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2009年7月30日、英紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドは中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が台湾で国民党主席に当選した馬英九(マー・インジウ)総統に祝電を送ったことで両者による「胡馬会談」が近いとの憶測が過熱するなか、早期実現は難しいと報じた。

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同紙によれば、中国の台湾問題専門家である北京聯合大学台湾政治研究所の陳星(チェン・シン)副所長は「中台間にはまだ多くの課題が残っているが、両者が会談すれば解決するものでもない」と指摘。「これからゆっくりと着実にお互いの信頼関係や共同認識が構築されれば、会談は自然に実現する」と述べた。

一方、台湾文化大学政治学部の楊泰順(ヤン・タイシュン)主任は「馬総統の任期中に会談が実現するとは考えにくい」とし、「馬総統が国民党主席を兼務したのは、対中政策に統一性を持たせたかったからだ」とする見方を示した。

「胡馬会談」については、台湾や欧米のメディアを中心に、台湾で次期総統選が行われる12年3月から胡主席の任期満了となる同年秋にかけて開催される可能性が高く、両者はノーベル平和賞の受賞も意識しているとの憶測も飛び交っている。(翻訳・編集/NN)

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