<中華経済>日立電線、香港の電線製造会社をハヤカワ電線に売却

Record China    2009年7月29日(水) 20時49分

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29日、日立グループの日立電線は業績悪化による事業再編を理由に、香港に本社を置く子会社・華南電線加工有限公司の自社保有株すべてをハヤカワ電線工業に売却すると発表した。写真は中国で開催された日立の展示会。

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2009年7月29日、日立グループの日立電線(東京都千代田区、今井光雄社長)は業績悪化による事業再編を理由に、香港に本社を置く子会社・華南電線加工有限公司の自社保有株すべてをハヤカワ電線工業(兵庫県姫路市、早川雅弘社長)に売却すると発表した。

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華南電線加工は電子機器用電線、配線部品などの製造・販売を行っている。資本金は2310万香港ドル(約2.8億円)で、日立電線とその子会社が計85%を出資。残る15%をハヤカワ電線の香港法人が出資していた。

日立電線では世界金融危機による急激な景気後退を受け、電子機器用電線事業の業績が悪化したため、今回の売却を決めた。今後、中国華南地方では広東省の深セン日立電線有限公司を拠点に、医療用プローブケーブルなどの事業に経営資源を集中させる。(翻訳・編集/東亜通信)

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