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25日、香港紙は「中国は世界最大の金消費国になる可能性がある」として、中国が今年、インドを抜いて世界最大の金消費国になる可能性について解説した。写真は金を取引する中国の「金行」。
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2009年7月28日、香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは25日付で「中国は世界最大の金消費国になる可能性がある」と題した記事を掲載し、中国が今年、インドを抜いて世界最大の金消費国になる可能性について解説した。環球時報が伝えた。
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記事によると、中国の08年の金の消費量は約400トン、インドは約650トンで、インドが世界最大の金消費国だった。ところが、業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)がこのほど発表したデータでは、中国の今年第1四半期(1〜3月期)の金消費量は昨年の第4四半期(10〜12月期)比2%増の105.2億トンと順調に増加したが、一方のインドは同88%減の17.7億トンと、過去20年で最低レベルに落ち込んでいることが明らかになった。
WGCのマネジングディレクター、マーカス・グラッブ氏は「長期的に見れば米ドルの地位は衰退していき、かつてのような強い準備通貨ではなくなる。従って、2兆ドル以上の外貨準備高のうちの大部分を、米ドルという将来的なリスクを抱えた通貨で所有する中国政府は、リスクヘッジのために金への投資を強めるだろう」と、この点からもインドを抜き世界最大の金消費国になる可能性が高いとの考えを示した。(翻訳・編集/HA)
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