2009年7月、インターネット掲示板にがんに冒された夫の初恋の女性を捜したいという妻の書き込みが登場、注目を集めている。25日、長江商報が伝えた。

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書き込みによると、重病に冒された夫は初恋の人に会いたいという望みを話しているという。その願いを叶えてあげたいと妻はネット掲示板で「人肉捜索」（ネットユーザーが協力して個人情報を特定すること）を依頼した。

この書き込みが大きな反響を呼んでいる。好意的な意見としては「愛する人の最後の願いをかなえてあげたいという気持ちはすばらしい」というもの。協力するのでもっと詳しく事情を教えてほしいという意見もあった。一方で批判的な意見も多い。「最後の別れの前に妻の心を傷つける必要があるのか」「家族は十分に苦しんでいるのにさらに苦しめる必要があるのか」と夫の態度を問題視している。

反響の多さに妻は、「衝動的に書き込んだことを後悔しています。初恋の人も今は家庭があるでしょうし、ご迷惑をかけるかもしれないということに気がつきました」として、「人肉捜索」はしないでほしい、マスメディアも初恋の人の名前を報じないでほしいと話した。今後は個人的に初恋の人を捜していくという。（翻訳・編集/KT）