Record China 2009年7月23日(木) 22時21分
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20日、「付き合い酒は中国役人の毎日の仕事の一部」と題した記事で、中国の「乾杯文化」が中国経済を危機に陥れていると報じられた。写真はホテルのレストランで年越しの「乾杯」を楽しむ人々。
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2009年7月20日、英ロイター通信は「付き合い酒は中国役人の毎日の仕事の一部」と題した記事で、中国の「乾杯文化」が中国経済を危機に陥れていると報じた。21日付で環球時報が伝えた。
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「乾杯(カンペイ)!」―中国の宴席で何度も聞かれるこの言葉。この言葉を合図に酒杯に注がれたアルコール度数の強い「白酒(バイチュウ)」を飲み干すのがマナーだ。中国の役人は毎日のようにこうした「乾杯」を繰り返す。だが、これらの「乾杯」は全て公費で賄っている。度の過ぎた「乾杯」で命を落とす役人も少なくない。
北京大学の李成延(リー・チョンイエン)教授によれば、毎年5000億元(約6兆9000億円)の公費が役人の「乾杯」に消えている。「深刻な税金の無駄遣いだ」と同教授は指摘。ではなぜ、役人は命の危険を冒してまで「乾杯」をするのか?ある役人は「長年の習慣から抜け出せない。接待で相手を酔わすことができなければメンツがない」と漏らす。
だが、百害あって一利なしの「乾杯文化」を根絶する動きも。公務員の「昼間の乾杯」を禁止する都市も出始めた。だが、役人の「乾杯」がなくなる気配は一向にない。記事は、「政府が法律で禁止しない限り、乾杯文化はなくならない」と指摘した。(翻訳・編集/NN)
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