<自動車>欧州も中国市場に熱い視線、独オペルは北汽の買収提案に前向き―中国紙

Record China    2009年7月9日(木) 23時20分

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8日、中国紙が「欧州企業も中国市場に熱い視線を注いでいる」と報じた。最近は中国の自動車メーカーによる欧州ブランドの買収や欧州企業との合弁事業が頻繁に行われている。写真は伊フィアットとの合弁が決まった広州汽車集団のロゴ。

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2009年7月8日、中国の自動車メーカーによる欧州ブランドの買収や欧州企業との合弁が頻繁に聞かれるようになった。今や米国を抜き世界最大の自動車市場となった中国。中国紙・環球時報は複数の欧米メディアの報道を引用し、「欧州企業も中国市場に熱い視線を注いでいる」と報じた。

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イタリアの経済紙・Il Sole 24 Oreは6日、大手自動車メーカー、フィアットが中国の広州汽車集団と中国で合弁事業を行うことで合意したと報じた。両社は湖南省長沙市に生産工場を建設し、11年からフィアットの小型車「リエナ」の生産を開始。「ブラボー」と「グランデプント」も同工場で生産し、年間生産台数25万台を目指す。同社は80年代に南京汽車との合弁で中国市場に参入したが、2年前に南京汽車が上海汽車に買収され、提携も解消。今回は再び中国市場に打って出るための新たな出発点となった。

ドイツのニュース雑誌・フォーカスは7日、中国の自動車大手・北京汽車が米ゼネラル・モーターズ傘下の独オペルの買収に名乗りを上げたと報じた。ドイツ紙・南ドイツ新聞によれば、オペル側は前向きに検討しており、北京汽車との提携で中国市場でのさらなるシェア獲得を目指したい考えとしている。(翻訳・編集/NN)

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