Record China 2009年7月7日(火) 10時57分
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5日、北京市では現在、毎日1.8万トンに及ぶゴミが排出されており、埋立地はすでに飽和状態だという。写真は北京で排出されるゴミ。
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2009年7月5日、北京市では現在1日当たり1.8万トンもの大量のゴミが排出され、毎年8%のペースで増加しており、2015年には予想年間排出量1200万トンという危機的状況になると見られている。北京科技報が伝えた。
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中国のゴミは燃やされることなく、ほとんどがゴミ処理用埋め立て場に持ち込まれる。今年6月、北京市市政市容管理委員会の担当責任者は「北京市のゴミの量は驚異的なスピードで増加しており、現在13か所あるゴミ処理用埋め立て場は今後4年以内に満杯になる見込み」と話し、ゴミ処理施設の新設とゴミの減量化を真剣に考えねばならない状況にあることを明らかにした。さらに同委員会施設所の魏攀明(ウェイ・パンミン)副所長は「このまま何の措置も取らなければ、北京市の“ゴミ危機”はすぐにやってくる」と危機を訴えた。
同委員会の報告では、北京市のゴミの94.1%は埋め立て処理され、3.9%が堆肥に、残りのわずか2%が焼却処分されている。日本ではゴミの60〜70%が焼却処分されていることなどから、海外を参考に北京市でも埋め立てではなく焼却方法に移行すべきだという意見が主流になっており、今後はゴミ焼却施設の建設やゴミの分別と収集に関する市民の意識向上をいかに進めていくかが大きな課題になるとしている。(翻訳・編集/本郷)
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