<中華経済>三菱化学、中国機関と住宅・自動車向けの環境分析事業で提携―中国

Record China    2009年7月2日(木) 21時39分

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2日、三菱化学はグループ会社2社を通じて中国広東省の電子・電気製品等の信頼性試験機関、中国賽宝実験室と、中国での住宅と自動車に関する環境分析について、包括的事業提携を結ぶと発表した。写真は北京市の交通渋滞。

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2009年7月2日、三菱化学(東京都港区、小林喜光社長)はグループ会社2社を通じて中国広東省の電子・電気製品等の信頼性試験機関、中国賽宝実験室と、中国での住宅と自動車に関する環境分析について、包括的事業提携を結ぶと発表した。

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三菱化学傘下の三菱化学アナリテック(三重県四日市市)がシックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物の分析を含む環境分析などに関する技術を賽宝実験室に提供。賽宝実験室は提供を受けた技術を利用し、中国現地企業を中心に住宅や自動車向けの環境分析事業を行う。

また、同じく三菱化学傘下で上海に本社を置く三菱化学商貿が賽宝実験室と代理店契約を結び、中国進出の日系自動車企業を中心に新たな環境分析事業を展開する。

三菱化学によると、中国では環境問題や製品の安全性への関心が高まるに連れて、環境分析市場が急激に伸びている。特に住宅と自動車に関する分析では、国の景気対策によって需要が急増していることに加え、環境規制関連法による規制強化の影響もあり、今後も大きな成長が見込まれるという。(翻訳・編集/東亜通信)

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