<続報>インドネシアに拿捕された中国船、乗組員全員の釈放決まる―中国紙

Record China    2009年7月2日(木) 16時3分

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1日、インドネシアが領有権を主張する南シナ海沖で中国漁船8隻が拿捕され、乗組員70人以上が拘束された問題で、インドネシア政府が全員の釈放に同意したと中国メディアが報じた。写真は3月、南シナ海に派遣された中国最大の漁業監視船「漁政311」号。

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2009年7月1日、中国紙・環球時報は香港に拠点を置く衛星テレビ局・鳳凰衛視の報道として、インドネシアが領有権を主張する南シナ海沖で中国漁船8隻が拿捕され、乗組員70人以上が拘束された問題で、インドネシア政府が全員の釈放に同意したと報じた。

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中国漁船が拿捕されたのは先月20日。インドネシア紙の報道によれば、同国の排他的経済水域(EEZ)にあたる南シナ海のナツナ諸島沖で違法操業していた中国漁船8隻が拿捕され、乗組員70人以上が拘束された。在インドネシア中国大使館はすぐさま抗議の意思を伝えたが、現地当局は「たとえ罰金を払っても拘束は解かない」と頑なな姿勢を示していた。

中国の李克強(リー・カーチアン)副首相と楊潔●(=竹かんむりに褫のつくり、ヤン・ジエチー)外相は1日、北京訪問中のインドネシアのハッサン外相と会談、同国との友好関係や戦略的協力関係の強化を推進したい考えを強調した。中国外交部によれば、インドネシア政府は同外相の訪中前にすでに乗組員の釈放手続きを始めたと中国側に伝えている。

中国外交部は今回の問題について、拿捕された海域は昔から中国漁船が慣習的に漁業を行っている場所で、インドネシア側に拿捕する権利はないと主張している。(翻訳・編集/NN)

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