2009年6月28日、中国新聞社によると、中国の国営テレビ・中央電視台は四川省雅安市宝興県の蜂桶寨管理局がこのほど衰弱した野生のジャイアントパンダ1頭を発見し保護したと伝えた。

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パンダを見つけたのは同県紫雲村の村人で、発見当時、パンダは洞穴の中でぐったりとした様子で横たわっていたという。通報を受けた管理局員は、パンダを驚かせないよう細心の注意を払いながら保護した。パンダは体重約100kgで、外傷などは見られなかったが、極度の疲労状態に陥っていることが判明。その場で夜通しの看護を行い、タケノコなどパンダの好物を与えるなどの対応が行われた。

一夜が明け、パンダは元気になり、洞穴から出て山林に戻って行ったという。（翻訳・編集/岡田）