風化し壊れた盧溝橋の獅子―北京市

Record China    2006年10月21日(土) 0時58分

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かつてマルコポーロに「世界で唯一無二の美しさ」と絶賛された橋も、風化が進み欠けてしまったものが見られる。

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2006年10月20日、北京市の南西約15kmにある盧溝橋(ろこうきょう)の一部の獅子が風化し、そのうちのいくつかはすでに壊れてしまっている。

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盧溝橋は永定(ヨンディン)河にかかる全長266.5m、幅約8mの橋で、1192年に完成した。北京市に現存する最古の連続アーチ石橋で11のアーチを持ち、両脇の欄干には形のすべて異なる石獅子が501匹鎮座している。

マルコポーロが「東方見聞録」の中で、この橋を「世界で唯一無二の美しさ」と絶賛したことにより、人々に広く知られるようになった。盧溝橋が有名になったもう一つの理由は、1937年(昭和12)年の盧溝橋事件である。この年の7月7日、橋の周辺で日中戦争の発端となる発砲事件が起こった。この事件をきっかけに、日本軍と国民党政府は戦争状態に突入し、戦線を拡大していった。

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