Record China 2009年6月25日(木) 17時53分
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24日、牛の「げっぷ」や「おなら」に含まれている温室効果ガスの1つ、メタンガス。地球温暖化防止のため、酪農が盛んな米国ではその排出量を減らすための新たな取り組みが行われている。写真は中国山東省の農場で飼われている牛。
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2009年6月24日、牛の「げっぷ」や「おなら」に含まれている温室効果ガスの1つ、メタンガス。地球温暖化防止のため、酪農が盛んな米国ではその排出量を減らすための新たな取り組みが行われている。中国環保網が伝えた。
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温室効果ガスの1つであるメタンガスは、大気中の含有量こそ二酸化炭素より少ないが、その温室効果は同量の二酸化炭素の20倍以上。乳牛が食べた草を消化する際に胃の中の微生物から排出されるメタンガスは、地球温暖化の大きな要因の1つとされている。米カリフォルニア大学デービス校で行われた測定によると、乳牛1頭あたり年間で約90〜180kgの量が排出されるという。
大手有機ヨーグルトメーカーの「石原農場」が経営する米バーモント州コヴェントリーにある農場15か所では、乳牛用の新たな飼料が導入されている。亜麻仁(アマニ)やウマゴヤシといった脂肪酸を多く含む飼料を与えることにより、乳牛の体内で発生するメタンガスの量を減らすことができるという。
同農場では今年からこの新たな飼料を導入し始めたが、牛のげっぷの回数に13%から18%の減少が見られた。今後は傘下の農場全てに導入する計画だという。(翻訳・編集/NN)
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