Record China 2009年6月21日(日) 17時19分
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14日、スペイン・ABC紙は急成長を続ける中国高速鉄道について報道。中国政府は2020年までに時速350キロの高速鉄道網を完成させることを目指している。写真は北京・上海間高速鉄道の施行現場。
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2009年6月14日、スペイン・ABC紙は急成長を続ける中国高速鉄道に関する記事を掲載した。20日、環球網が伝えた。
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以前、中国で列車に乗るといえば48時間もかんづめになるなどざらにあった。しかも客車内はがやがやとうるさく、みな物を食べているかトランプをしているかという騒ぎだった。しかし今ではそうした苦しい列車の旅はほとんど見られなくなっている。
中国政府は2020年までに5兆元(約70兆8000億円)を投じて4万1000キロもの近代的線路網を整備する計画だ。そのなかでも高速鉄道は最も重要な地位を占めている。高速化された路線は来年までに5400キロにまで増加、2020年には1万2000キロに達し、運用時速350キロの高速鉄道網が開通するという。
すでに北京・天津間では新型高速鉄道が開通しており、従来70〜80分かかった距離をわずか30分で結んでいる。高速鉄道網のなかでも最も注目されているのが北京・上海間の路線。移動時間は現在の10時間からわずか4時間にまで短縮されるという。2013年の完成が見込まれている。最終的には南北4路線、東西4路線の高速鉄道網が計画されており、経済成長が遅れている内陸と沿岸とを結ぶ。(翻訳・編集/KT)
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