中国伝統工芸家の第一人者、徐朝興の青磁作品展を開催―浙江省杭州市

Record China    2006年10月19日(木) 12時15分

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中国工芸美術の巨匠・徐朝興が13歳で陶芸を始めてからの50年間の歩みを、作品によって示した芸術展が開幕した。

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2006年10月18日、「中国工芸美術の巨匠・徐朝興(シュチョウシン)、芸術に従事した50周年回顧展」が、浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)市の中国美術学院美術館で開幕した。

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今回展示された80点余りの青磁作品は、どれも斬新な発想に基づき、巧みな技術を用いて作られた素晴らしい芸術品である。館内ではうわぐすりがきらきらと輝きを放つ磁器が、徐朝興の半世紀の歩みを物語っていた。

徐朝興は1943年3月21日、浙江省龍泉(りゅうせん)市に生まれ、1956年、13歳で李懐徳(リカイトク)に師事した。1980年には「龍泉青磁研究所」所長となり、古青磁・現代青磁の研究に打ち込む。1996年には中国工芸美術大師に任命され、国家重要贈答品の注文を受けてもいる。その後、工房「朝興青磁苑」を設立・主宰した。現在は浙江省陶芸家学会副会長、中国伝統工芸家の第一人者として活躍中である。

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