<北朝鮮核実験>3度目、するなら中国からもっと遠い所で―中国紙

Record China    2009年6月17日(水) 8時56分

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15日、中国紙は北朝鮮が3度目の核実験を行う場合、実験地点が中国との国境から出来るだけ遠くなるよう働きかける必要があると報じた。写真は06年10月、北朝鮮が核実験を行った後の中朝国境付近。

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2009年6月15日、中国紙・環球時報北朝鮮が3度目の核実験を行う場合、実験地点が中国との国境から出来るだけ遠くなるよう働きかける必要があると報じた。

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北朝鮮は13日、国連安保理が2度目の核実験に対する制裁決議案を採択したことに強く抗議し、朝鮮半島を「核戦争が勃発する確率が最も高い地域」と宣言した。これを受け、記事は「最も懸念されるのは北朝鮮が3度目の核実験を行うこと」と指摘。対北朝鮮政策において、中国との国境付近で実験させないようにすることを最低限の目標にすべきだと訴えた。

北朝鮮の核実験場は中朝国境の町、吉林省延辺朝鮮族自治州図們江市からわずか65km、同州延吉市から160kmしか離れていない。咸鏡北道(ハムギョンプクド)舞水端里(ムスダンリ)のミサイル発射基地から、遼寧省丹東市までは140kmだ。

北朝鮮問題に詳しい中国の専門家は、北朝鮮が3度目の核実験を行うとすれば、首都・平壌からなるべく離れた山岳地帯で、なおかつ情報が漏れないよう南部国境から近すぎない場所を選ぶ可能性が高いと分析。その上で、実験地点がかなり中国に近くなる可能性もあると警戒感を示した。(翻訳・編集/NN)

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