2009年6月15日、JTBグループで訪日・在日外国人の旅行を取り扱うJTBグローバルマーケティング＆トラベル（東京都品川区、深川三郎社長）は、7月1日に中国本土の個人向け訪日観光ビザの発給が解禁されるのに合わせ、販売促進活動を強化すると発表した。

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従来、香港・台湾市場向けに制作していた中国語・繁体字のパンフレットを本土で使われる簡体字版でも作成し、18日に北京で開幕する旅行見本市で現地の旅行会社に配布。東京都内や富士箱根行きなど、中国語ガイド付きツアーの販売に力を入れる。

08年秋以降の経済環境の悪化や円高傾向を受け、訪日外国人旅行者数が全般に減少する中、中国からの旅行者は増加傾向にある。同社では本土住民の個人旅行解禁により、商機がより広がるものとみて、受け入れ体制の拡充を目指す。（翻訳・編集/東亜通信）