Record China 2009年6月15日(月) 8時32分
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12日、中国中央電視台(CCTV)の女性キャスター・方静さんにスパイ疑惑が浮上するや、インターネット上で紹介された「スパイに騙されない民間防衛マニュアル」が話題を呼んでいる。写真は、スパイ容疑で逮捕されたと伝えられたCCTVの女性キャスター。
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2009年6月12日、中国中央電視台(CCTV)の女性キャスター・方静(ファン・ジン)さんにスパイ疑惑が浮上するや、インターネット上で紹介された「スパイに騙されない民間防衛マニュアル」が話題を呼んでいる。環球時報が伝えた。
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ことの発端は、男性司会者で北京大学の副教授も務める阿憶(アーイー)さんが今月9日、自身のブログに「方静は外部に情報をリークする目的で軍事番組の司会を志願し、5月12日に逮捕された」と書き込んだことにある。方さんはスパイ疑惑を完全否定したが、中国国内では大きな騒動に発展した。
同マニュアルによれば、「スパイはいつも身の回りにいるわけではない。007のようにクールではないし、普通の人と何も変わらない。しかし、友人のなかにもスパイがいるかもしれない」そうだ。特に、「米国、日本、台湾のスパイには気を付けろ」と警告する。中国人が出会うであろうスパイは、総じて“反中勢力”だという。また、「タイプは異なれど、西洋諸国には必ず反中勢力が存在する」と指摘。なかでも、組織力が最も大きいのは米国で、歴史も一番古いという。
一方、欧米諸国もメディアを通じて、「中国のスパイ活動は、我々にとって脅威」と度々指摘している。4月には、米議会の諮問機関・米中経済安保調査委員会が中国の対米スパイ活動に関する公聴会を開催。在米華人や中国人留学生を使ったスパイ活動が展開されている、と警告している。(翻訳・編集/SN)
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