Record China 2009年6月4日(木) 1時6分
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2日、イタリア在住中国人のブログ「馬可中国」は、「中国ではなぜ犬の運命がこれほど悲惨なのか?」と題した記事を掲載した。写真は4月、北京市での野良犬捕獲。
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2009年6月2日、イタリア在住中国人のブログ「馬可中国」は、「中国ではなぜ犬の運命がこれほど悲惨なのか?」と題した記事を掲載した。
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中国では黒龍江省黒河市が先月20日、指定地域内の全ての犬を殺処分するとした通達がネット上で議論を巻き起こしたばかりだが、今度は陝西省漢中市洋県でも野良犬の殺処分が行われることが決まり、物議を醸している。一方、筆者が在住するイタリアでは、犬は家族の一員だ。では、一体なぜ中国の犬はこれほどまでに悲惨な運命なのか?
それは「民衆に対する役人の態度と密接に関係する」と同氏は指摘する。中国の役人には民衆の意見などお構いなく「俺様の言うことに従え」という封建的な考え方が染みついているというのだ。SARSや新型インフルエンザのような伝染病の元凶ならともかく、日頃の管理を徹底させれば済むような問題で、簡単に「皆殺し」にしてしまうとは。中国の役人がいかに命を粗末に考えているかが顕著に表れているという。
1本の木でさえ簡単に切り倒してはいけないと法律で定められているのに、ましてや犬ともなれば「我々人間の命の重さと大差ない」と同氏。これ以上、国際社会における中国人のイメージを失墜させないためにも、「一連の事件のような自らを貶める行為」は止めて欲しいと訴えた。(翻訳・編集/NN)
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