2009年6月2日、中国青年報は、米ゼネラルモーターズ（GM）の連邦破産法申請は日韓などアジアの自動車メーカーに大きなチャンスをもたらすと報じた。

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GMの破産法申請が雇用や下請け企業にもたらす悪影響は懸念されるものの、トヨタ、ホンダ、日産、ヒュンダイなどアジアの大手自動車メーカーにとっては大きなビジネスチャンスになるという。GM、そしてクライスラーからの顧客離れが確実視されるなか、それら顧客の獲得を狙って各社の競争が始まる。

5月31日付のウォールストリート・ジャーナルは匿名のフォード幹部のコメントを掲載、フォードは今年第3四半期に前年比10％の増産を計画しているという。ただし一部アナリストはガソリン価格の上昇や景気後退といった不安要素もあり、フォードの増産は「ギャンブル」だと主張、在庫を積み増す危険性があると指摘した。（翻訳・編集/KT）