2009年6月1日、中国が国内総生産（GDP）で年内に日本を追い抜き、世界第2位の経済大国に浮上するという予測が相次ぐなか、中国のネットユーザーの半数以上が「実現する」と考えていることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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中国の華僑向け新聞社、中国新聞社のウェブサイト「中国新聞網」がアンケート調査を実施した。それによると、「中国のGDPは年内に日本を追い抜くと思うか？」という質問に対し、55．2％が「そう思う」と回答した。回答者の意見として多かったのは「国民1人あたりのGDPでも日本を追い抜き、世界一の経済大国を目指そう」というもの。

清華大学中国・世界経済研究センターの李稲葵（リー・ダオクイ）主任をはじめ、中国の多くの経済学者が「中国経済はすでに底を打った」とする見解を発表しているが、国民の間にもこうした楽観論が広まっていることが浮き彫りとなった。（翻訳・編集/NN）