重慶北駅が完成、来年の春運の混雑緩和なるか―重慶市

2006年10月15日、重慶（じゅうけい）市で重慶北駅が完成し、多くの市民が見学に訪れた。これは同市にいくつかある駅のうち、華北、華東方面への列車が主に発着する場所で、地元では龍頭寺（ロントウスー）駅と呼ばれる。関係者の話によると、この駅は今月18日から使用が開始される予定だそうだ。

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この重慶北駅は、来年の「春運」の最も重い旅客輸送任務を背負うこととなる。春運とは、中国の旧正月の周辺に交通量が非常に多くなる現象のことで、旧正月の前15日から後25日頃までの、約40日間がそれに当たる。

毎年春、重慶市から北京市や広州市へ向かう旅客は12万人を超えるが、重慶北駅ができたことにより、広州への臨時列車の旅客を一部分流することができ、これまで利用されてきた菜園堤（ツァイユエンディ）駅の利用集中の緩和が期待されている。