<贈呈パンダ>台湾での初節句、ちまきで祝う―台北市

Record China    2009年5月28日(木) 18時26分

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27日、中国の伝統的な祝日「端午の節句」にはちまきを食べる習慣があるが、台北市立動物園のパンダも特製のちまきを与えられ、喜色満面だったという。2頭は昨年末、中国政府から贈呈された。

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2009年5月27日、旧暦5月5日にあたる今月28日は中国の伝統的な祝日「端午の節句」で、この日はちまきを食べる習慣があるが、台北市立動物園のパンダも特製のちまきを与えられ、喜色満面だったという。チャイナフォトプレスの報道。

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台北市立動物園のパンダは2頭。名前は「団団(トゥアントゥアン)」と「円円(ユエンユエン)」で、中国政府からの寄贈で昨年末に台湾へお引っ越ししてきた。中国政府が台湾へのパンダ贈呈を表明したのは05年のことだったが、当時の陳水扁(ちん・すいへん)政権は「中国が台湾の主権を認めない限り受け入れられない」として、拒否を続けていた。しかし昨年、馬英九(ば・えいきゅう)総統が就任すると事態に変化が。馬総統は主権問題を暫時棚上げにし、実利を重視した対中関係改善を唱えており、パンダの受け入れにも積極的な姿勢を示した。

かくして年初から一般公開に漕ぎつけた2頭のパンダは、公開初日に1万8000人の来場客を呼び込むなど一躍、台湾の人気者となった。台湾入りして初の端午の節句を迎える2頭はこの日、大好物のりんごや窩窩頭(ウォーウォートウ/とうもろこし粉でつくった蒸し菓子)を包んだちまきをプレゼントされ、うれしそうにほおばった。(翻訳・編集/愛玉)

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