中国本土からのツアー客を「軍事施設の盗撮」の疑いで逮捕―台湾

Record China    2009年5月27日(水) 14時25分

拡大

25日、台湾を観光していた中国本土のツアー客が、台北市内の軍事施設に無断で侵入し、写真撮影したとして逮捕された。写真は北京市出入境管理処で台湾旅行のための通行証を申請する市民たち。

(1 / 4 枚)

2009年5月25日、台湾を観光していた中国本土のツアー客が、台北市内の軍事施設に無断で侵入し、写真撮影したとして逮捕された。27日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

台湾メディアによると、男性は同日午後4時ごろ(現地時間)、台湾国防部(省)が運営する「国軍人材育成センター」後方の軍事施設に勝手に侵入し、到るところで写真を撮影。その場ですぐに軍関係者に逮捕され、検察側に移送された。調べによると、この男性は科学技術関係の会社で理事長をしている馬中飛(マー・ジョンフェイ)さん。台湾到着後はツアーを離れ、「怪しげな行動」をとっていたという。馬さんは調べに対し「故意ではなかった」と話している。

台湾高等裁判所検察署は馬さんの行為が刑法第112条「軍事施設への不法侵入罪」にあたるとしたが、取り調べ終了後は本土に戻ることを許可した。だが、現地では馬さんを本土に戻した場合、今後予定されている法廷訊問などに出廷しない可能性が高いとして、身柄を拘束しないことを疑問視する声も聞かれている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携