台湾からの国民党大陸訪中団が到着、国共両主席が会談予定―中国

Record China    2009年5月26日(火) 16時0分

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25日午後、呉伯雄・国民党主席が率いる「中国国民党大陸訪問団」20名が台湾から北京に到着。胡錦濤国家主席の招きにより訪中した。8日間の日程。写真は25日、台湾を出発する呉伯雄氏。

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2009年5月26日付の新華社報道によると、中国全国政治協商会議の賈慶林(ジア・チンリン)議長は25日午後北京市の人民大会堂において、台湾から訪れた中国国民党の呉伯雄(ウー・ボーシオン)主席が率いる「中国国民党大陸訪問団」と会見を行った。胡錦濤国家主席の招きにより訪中した同訪問団20名は同日午前北京首都空港に到着、8日間の日程を開始した。

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同会見の中で賈議長は歓迎の意を示すとともに、「今回の訪中は国共両党の歴史にとっても、両岸関係にとっても一大事だ」と語った。さらに、「この歴史的な転換点に、互いの経験を交換しながら発展していけるよう願う」と述べ、「金融危機に対しても協力して対処したい」と語った。同訪問団は26日に胡国家主席と会談する予定。

一方の呉伯雄主席は、馬英九氏が台湾総統に就任して以来の両岸関係の進展に触れ、「この1年間、台湾および本土の人々の声を受けて正しい道を進んでいきたい」と語り、今後の一層の協力関係に向け、前向きな姿勢を示した。

国民党訪問団は25日午後、北京市内の湖広会館を見学。同所は孫文が1912年に国民党成立を宣言した場所。呉主席は「国民党にとって歴史的に非常に重要な場所である」と語り、「孫文が語った「天下為公」(天下をもって公となす、共生社会の実現)の精神を大切に、国共ともに中華民族発展に寄与していきたい」と訴えた。(翻訳・編集/小坂)

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