＜2006これぞ中国のイタイ事件＞「おれおれ詐欺」発生、さらし者になった犯罪者たち

2006年10月12日、重慶（じゅうけい）市雲陽（ユンヤン）県の公安機関で実施された数日にわたる連続作戦が、これまでに多くの被害者を出していた極めて悪質な詐欺事件を解決し、5人から成る犯罪グループの容疑者が全員逮捕された。

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警察はこの日、5人を捕まえた後で犯罪の現場検証を行い、市民と被害者に向かって、彼らにさらなる罪があれば告発するよう呼びかけており、関連する証拠を集めた。

話によるとここ2か月の間、この犯罪グループはさまざまな方法で、子どもと一緒に暮らしていない老人や、子どもたちが出稼ぎに出ていて留守番をしている老人に対し、子どもの親友だとうそをつき、日本でも話題になった「おれおれ詐欺」の手口で30件余りの詐欺を行い、40人以上から数万元（約数十万円）をだまし取った。現場でさらし者になった5人の容疑者は、被害者たちの冷たい視線を浴びながら、容赦ない質問を受けた。

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