2009年5月18日、中国で組み立てられた初のエアバスA320旅客機がテスト飛行を実施した。4時間あまりのフライトは無事に成功した。新華網が伝えた。

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A320の組立を行っているのはエアバス（天津）総装有限公司。エアバスが51％を出資し、天津保税区、中国航空工業第一集団公司、中国航空工業第二集団公司など中国側が49％を出資した企業だ。同工場は2008年9月に正式に生産を始めた。欧州外で初めてのエアバス工場だという。

今年、同工場は11機の生産を予定している。今後生産能力はさらに高められ、2012年からは年48機の組立が予定されている。同工場で生産されたエアバス機は主に中国市場に供給されることとなっている。現在、中国は世界第2位の航空機市場であり、今後20年間に3000機が必要になると見込まれている。09年3月末現在でエアバス社の中国シェアは40％程度の見通しだが、2012年には50％まで上昇する見込みだ。（翻訳・編集/KT）