<新型インフル>感染拡大でチャイナタウンへも影響―日本

Record China    2009年5月19日(火) 5時3分

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18日、新型インフルエンザの感染拡大は、神戸のチャイナタウン「南京町」にも大きな影響を及ぼしている。写真は南京町。

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2009年5月18日、日本の華字紙・中文導報は、新型インフルエンザの感染拡大によって影響を受けている神戸のチャイナタウンの様子などを伝えた。

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神戸市中央区のチャイナタウン「南京町」のドラッグストア前には、マスクを買い求める人で行列ができている。あるドラッグストアでは16日に500枚のマスクを売り切った後、17日に追加で200枚を調達し、1人2枚に制限したにもかかわらず、開店後50分で売切ってしまったという。マスクを買いに来た女性は「この付近の店ではマスクはすべて売り切れ」とやり切れない様子だった。中華料理店の従業員は「新型インフルエンザの感染がさらに広がれば店が営業できなくなるかもしれない。これ以上拡大しないことを祈るしかない」と心配する。

西宮市の主婦は「新型インフルエンザの流行は、まだ自分から遠く離れたところで起こっているような感覚だけれど、なるべく人ごみを避けるようにしている」と話し、別の主婦は「感染経路がはっきりしていないだけによけいに不安」と緊張した様子だった。

また、新型インフルエンザの影響で15〜17日に予定されていた「第39回神戸まつり」は、16日の行事が一部取りやめになり、17日に予定されていたメインイベント「神戸まつりメインフェスティバル」などは全面中止になった。南京町で中華まんじゅう店を経営する店主は「参加者だけでなく、見物を楽しみにしてくれていたお客さんにとっても非常に残念なこと」と無念さをにじませた。(翻訳・編集/HA)

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